「聞き上手」を卒業して契約を勝ち取るディスカッション営業の極意

「お客様の話をしっかり聞いているのに、なぜか受注が決まらない……」

「メンバーから『もう対策済みだと言われました』という報告ばかり上がってくる……」

経営者や営業マネジャーの皆様、そんな悩みはありませんか?実は、今の時代「聞くだけの営業」では売上を伸ばすことは難しくなっています。

この記事では、お客様すら気づいていない課題を掘り起こし、「あなたに相談したい!」と契約を即決させる「ディスカッション営業」の具体的な方法をお伝えします。

最後まで読めば、明日からメンバーの動きが変わり、受注が止まらない組織への第一歩が踏み出せるはずです。

目次

「話は聞いてくれるけど決まらない」という落とし穴

営業の現場で、こんなシーンに心当たりはありませんか?

メンバーが一生懸命お客様の悩みを聞き出し、「なるほど、ではこの製品がピッタリです!」と提案する。お客様も「いいですね、検討します」と言ってくれる。しかし、その後いくら待っても連絡はなく、結局失注(しっちゅう:契約できないこと)してしまう……。

あるいは、オンライン商談で画面越しにお客様の顔色をうかがうものの、どこか退屈そうで、話が盛り上がらない。勇気を出して提案しても、「それはもう知っています」「他でも聞きました」と一蹴されてしまう。

今の時代、お客様はインターネットでいくらでも情報を集められます。「ネットで調べればわかること」を営業が伝えても、経営者の心には響きません。

表面的なヒアリングだけで終わってしまうから、「この人に相談する価値はない」と思われてしまうのです。

案件化を成功させる「ディスカッション営業」5つの解決策

これからの営業に必要なのは、一方的な提案ではなく「対話を通じて価値を作る」ことです。そのための具体的なポイントを解説します。

1. 「ヒアリング」ではなく「価値創造」の場にする

これからの営業の役割は「悩みを聞くこと」ではなく、対話を通じて「新しい答えを一緒に作ること」です。

お客様自身も、今の複雑な時代にどうすれば正解なのか分かっていません。単なる御用聞き(ごようきき)ではなく、対等な立場で議論するパートナーになりましょう。

次の商談では、質問攻めにするのをやめてみましょう。代わりに「私はこう考えているのですが、社長はどう思われますか?」と意見をぶつけ、ディスカッションのきっかけを作ってください。

2. お客様の「好奇心」を全力で刺激する

「この人と話すと新しい発見がある!」と思わせることが、受注への最短ルートです。

今の経営者は情報過多で、中途半端な提案には飽きています。お客様が「えっ、それは考えたことがなかった」と身を乗り出すような、新しい視点を提供することが案件化(あんけんか:具体的な商談になること)の鍵です。

簡単にできる取り組みとして、業界の最新ニュースや、他社が失敗した意外な理由など、「お客様がまだ知らないかもしれない情報」を1つだけ用意して商談に臨みましょう。生成AIで情報収集するのもアリです。

3. 「探求者(たんきゅうしゃ)」としての姿勢を持つ

自社製品を売る前に、お客様の課題を「お客様以上に」研究し尽くしましょう。

「なぜこの課題が解決されないのか?」を歴史や組織構造までさかのぼって考える。この「深掘りする姿勢」こそが、信頼と契約を生みます。

歴史や組織構造を知るために、お客様の会社のホームページを隅々(すみずみ)まで読み、過去3年分のニュースリリースをチェックして、「なぜ今の仕組みになったのか」を推測してみてください。

4. 「歴史的背景」に切り込む

表面的な「不便さ」ではなく、その裏にある「組織のクセ」や「過去の経緯」を指摘します。

ある企業で効率化ツールを提案した際、「うちはもうやってるよ」と断られそうになりました。しかし、営業が「なぜ過去の取り組みで効果が出なかったのか」を分析し、組織の古い構造に原因があると指摘したところ、深い納得を得て受注につながることもあります。

「今のやり方は、いつ頃から始まったのですか?」と聞いてみてください。過去の経緯を知ることで、本質的な問題が見えてきます。

5. 「今、変えるべき理由」を明確に提示する

「いつでもいい」は「やらない」と同じです。今すぐ動かないと損をする理由を示しましょう。

AIの進化など、時代の変化を味方につけ、「今、この瞬間にディスカッションする意味」をお客様に伝えます。

「もし今のまま1年放置したら、どんな損失が出そうか」をお客様と一緒に計算してみてください。ここはSPIN話法の「I:Implication(示唆質問)」と同様です。

営業力を高めるための比較表

項目従来のヒアリング営業これからのディスカッション営業
主な役割お客様の要望を聞き取る新たな気づきを提供し、共に考える
会話の中心製品やサービスの説明課題の本質の探求と対話
お客様の反応「検討しておきます」「それは面白い、もっと聞かせて」
目指すゴール製品を売ることお客様のビジネスを成功させること

明日から試せる「小さな一歩」

ディスカッション営業をいきなり完璧にこなすのは難しいかもしれません。まずは、次のアクションから始めてみてください。

「お客様の言葉をあえて一度疑ってみる」

例えば、お客様が「うちは効率化できている」と言ったとき、「そうですか」と引き下がるのではなく、「本当にそれで100点満点ですか?実は、もっと楽になれる余地があるとしたら、どこだと思いますか?」と、優しく問いかけてみてください。

たったこれだけで、商談は「報告」から「探求」へと変わり始めます。

経営者・営業マネジャーの皆様へ

営業メンバーが「探求者」となり、お客様と深いディスカッションができるようになれば、売上は自然とついてきます。個人のセンスに頼るのではなく、組織として「価値を生み出す会話」の型を作ることが、確実な契約獲得への近道です。

もし、

  • 「メンバーがなかなか自分から提案できない」
  • 「商談がいつも価格競争になってしまう」
  • 「組織全体の受注率を底上げしたい」

と本気でお考えであれば、ぜひ一度私に相談してください。

トレテクでは、単なるスキル伝達ではなく、お客様の好奇心を揺さぶり、本質的な課題を共に解決する「ディスカッション営業」の定着を支援しています。それが、貴社の安定した成長と、揺るぎない受注力につながることをお約束します。

まずは60分、貴社の今の課題について、私とディスカッションしてみませんか?

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※無理な勧誘は一切ありません。この相談自体が「ディスカッション営業」の体験の場になれば幸いです。

また、日々の活動や営業のヒントはSNSでも発信しています。

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貴社が「選ばれ続ける営業組織」へと進化するお手伝いができることを、楽しみにしています。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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トレテク代表 久保埜 実(くぼの みのる)
セールスパーソン戦力化コンサルタント
【著者プロフィール】

医療系企業の営業職として従事しながら、“セールスパーソン戦力化コンサルタント”として、東京都八王子市と日野市を中心に事業を展開。
全国から依頼をいただく。
多くのコンサルティング会社のような座学による知識の習得だけで終わらない、お客様の営業現場に即した独自の実践的なコンサルティングが強み。
特に、商談やプレゼンテーションという交渉の改善に重点を置く。

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